概要
開発フローとはWebアプリケーション開発の作業工程のことです。開発フローには主に、設計、実装、テストの作業フェーズがあります。
設計フェーズではこれから作るWebアプリケーションの実現方法をまとめます。開発フェーズでは実際にアプリケーションを作成し、完成したアプリケーションの動きをテストフェーズで確認します。
開発フローにはさまざまな手法や考え方があり、代表的な手法としては、ウォータフォール型開発とアジャイル型開発があります。どちらも設計・実装・テストを行うという点では同じですが、その進め方が異なります。ウォーターフォール型ではアプリケーション全体で設計から実装、そしてテストと順番に進めるのに対し、アジャイル型では機能単位で設計からテストを小さく繰り返しながら進めます。
チーム開発では作業者が複数人いるため、タスクやスケジュールを管理して役割を分担する必要があります。また、作業者が異なっても品質を担保できるように、レビューフローやコーディング規約など、プロジェクトのルール整備も必要となるでしょう。
学ぶ目的
開発フローを学ぶと、チーム開発を効率的に進められるようになります。
開発に着手する前に開発フローとスケジュールについてチーム内で共有できていれば、認識を合わせながら作業を進められるようになります。例えば、協力して作業するときの段取りがスムーズになり問題発生時にも協力して対処しやすくなるでしょう。
開発フローについて学んで、チーム開発にチャレンジするための準備をしましょう。
ここから学ぼう
ここでは、アジャイル開発の基本について学びます。近年では、市場の変化に対応しやすくするために、アジャイル開発を取り入れることが多くなっています。まずは、個人開発でタスク管理などを体験し、開発フローのイメージを掴みましょう。
アジャイル開発の基本について理解しよう
アジャイル開発の目的について知ろう
アジャイルな計画作りについて知ろう
イテレーションの進め方について知ろう
個人開発で開発フローを体験してみよう
GitHubのイシューにタスクを追加しよう
GitHubにカンバン方式のプロジェクトボードを追加しよう
プロジェクトボードでイシューを管理しよう
Gitでブランチを作成してイシューに取り組もう
メインブランチにプルリクエストを上げよう
コードをセルフレビューしてみよう
コードのレビュー指摘に対応しよう
おすすめ教材
アジャイルサムライ――達人開発者への道 | Ohmsha
アジャイル開発の全体像や具体的な進め方について、わかりやすく説明されています。アジャイル開発の入門としてオススメです。
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動くソフトウェアを素早く開発するための「アジャイルソフトウェア開発手法」を、実際に導入するにはどうすればよいかを、豊富な図を使い親しみやすい言葉で解説しています。経験豊かな著者が具体的なノウハウをまとめた本書は、アジャイル開発を導入したいと考えている組織や人のための「現場のマニュアル」として役立ってくれることでしょう。
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